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バルト海沿岸にある私設動物園で17日、ライオンとトラの間に生まれた「ライガー」の写真が撮影された。
ライガーは、雄のライオンと雌のトラの掛け合わせの呼称で、今回撮影された雄のライガーは、1990年に同動物園で誕生していた。
*本文と写真キャプションの言い回しを一部修正して再送します。
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「ライガー」は父がライオン,母がトラの雑種。逆に母がライオン,父がトラのものは「タイゴン」と呼ばれる。
ライオンとトラは自然界では全く交配しないそうだ。人工的に作られたライガー,タイゴンとも、基本的に繁殖能力は無い(雌は希に繁殖力を持つらしい)。
こうした一代限りの生物を何のために作る必要があったのか。一般に動物園は「種の保存」を目的のひとつに掲げているはずだ。
ライオン,トラのどちらも密猟や自然破壊により、その個体数は減少の一途を辿っている。動物園はこうした悲しい雑種を作りだすことよりも、本来の目的(飼育・繁殖成果の還元と自然回復)のために尽力すべきでは無いか。
今後、人の身勝手により新たなライガーやタイゴンが作られないことを願う。
【参考】Wikipedia
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